コーディネート例

お茶会といっても、家元の先生方がお集まりになる格式高い席から、気の知れた仲間同士で行う会まで様々です。

出席するお茶会の趣旨によって、装いもかわりますので、会についてよく理解しておきましょう。

付け下げを着用する場合、格式高いお茶会に出席するのであれば、三つ紋、または一つ紋をつけた着物を着ます。
軽めのお茶会なら、紋が入っていなくても良く、あまりかたく考えなくてもよいでしょう。

シーン別に2つのコーディネート例をご紹介します。

*年代や好みの差がありますので、必ずしもこのシーンにはこの組み合わせをしなければいけない、というものではございません。また、当サイトでは着物の販売は行っておりません。お求めは着物リサイクルかないやでぞうぞ!



他に合う帯



・・・シーン1・・・

格式高いお茶会



やわらかい珊瑚色の地色に、雪輪の中に四季の花を描いた付け下げです。
帯は錦の銀ネズ地織りに、市松の柄の中に祝い文字や花丸を描いたおめでたい袋帯を合わせました。


お茶席には古典的な柄付けや季節感のあるものがよく好まれます。
正式な装いとする場合は、三つ紋、または一つ紋を付けておくと良いでしょう。


他に合う帯として、手織りつづれのすっきりとした袋帯や、松古典柄の金地の袋帯なども良いですね。




・・・シーン2・・・

気軽なお茶会



お仲間同士の気軽なお茶会は、軽い付け下げに名古屋帯を合わせて軽い装いにしても良いですね。

大きく場を取った花柄の鮮やかな紺の付け下げに、銀糸を織り込んだ霜降り織り生地を柔らかな珊瑚色に染めた名古屋帯を合わせました。


他に合う帯として、花をポイントに配した袋帯や、銀箔を織り込んだ古典的な柄の名古屋帯を選びました。


他に合う帯


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