![]() |
![]() |
着物全体に同じ模様が繰り返し描かれていて、一方向に柄を繰り返しているきものです。 ほとんどの小紋が型染めといった柄付けの技法で作られています。 カジュアルタイプから華やかなドレスアップタイプまで、幅広く活用できるのが小紋の着物です。 お稽古事や街着にちょうど良く、ドレスアップしてちょっと華やかな場にも着ることができます。 詳しくは小紋のコーディネート例でご紹介します。 |
![]() |
柄の付け方
おしゃれな小紋 紅型(びんがた)小紋や紬地に柄を小紋染めにしたものなどの個性派小紋は独特な色使い、柄行がおもしろく、また絞りの小紋も素敵ですね。 更紗、縞模様の着物などは、通好み、粋な印象着物ライフを楽しめます。 無地に近い小紋 江戸小紋は、小紋の中でも色無地の感覚に近く、極めて細かい模様を型染めしたものです。 柄が非常に細かいため、遠目には無地に見えます。 江戸小紋の中に鮫小紋というものがあり、柄が細かいので遠目には無地の様に見えます。 お茶席やお子様の見合いの席、七五三や入学式などにも着用でき、一つ紋を入れると色無地紋付と同格になります。 このようなタイプの場合、通常は名古屋帯びを合わせますが、しゃれ味のある袋帯を合わせてもOKです。 ぼかしの小紋も無地に近い感覚で着ることができます。 江戸小紋三役と呼ばれる、極型の鮫小紋、行儀小紋、角通し小紋は、江戸小紋の代表で鮫小紋は定番ですね。 柄が細かいほど良いとされています。
小紋にあわせる帯
普段着感覚のカジュアル小紋には、半幅帯や、名古屋帯をあわせます。
小紋には基本的に袋帯は合わせませんが、総柄小紋で箔などを用いた豪華な小紋や、京型友禅などの華やかな小紋には、袋帯を合わせることもあります。 名古屋帯では、箔の入ったどちらかというと格の高い名古屋帯をあわせます。 袋帯では、箔が入らない軽めのものや、おとなしい感じの金地や銀地のもの、しゃれ味のある帯などをあわせると良いでしょう。 コーディネート さあ、ここからは実践編です。 着用の目的別に分けて、コーディネート例をご紹介していきます。 街着編・・・友人とのランチやデパートへショッピング、昼間の観劇など お稽古編・・・お花やお茶などのお稽古やお茶会など ドレスアップ編・・・レストランでのウェディング、パーティーやクラッシックコンサート、華やかなお食事会など
|